豈・・・「たいまつ・トーチ」の形象に似ている・・・炎を掲げョ?

 2799日・文字霊日記
 「フタ・ふた」が何故「ガ以前」なんだか?
 豈(あに)
 図(はか)
 らんや・・・
 ・・・あいくち=匕首=合い口・相口=上下の唇(くちびる)が合う?
    唇を噛み締める・・・
 ↓↑

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 豈・・・「たいまつ・トーチ」の形象に似ている?
 ↓↑  「山+豆」=燭台に似ている?
     豆=中国古代に用いられた
       脚付き、ふた付き食器
       黒灰色の土器
       竜山文化以降盛んにつくられ
       青銅製もつくられた
       日本の高坏 (たかつき)
       中国では礼器として使用
       高坏(たかつき)状の皿・鉢・食器
       木製の豆は梪(トウ)
       竹製の豆は籩(ヘン)
       瓦製は登(トウ)
       女性の陰部・陰核
    (松明・炬火・トーチ・torch)
     トウチカ
     トーチカ(ロシア語・точка)
     鉄筋コンクリート製の防御陣地
     日本語では特火点(とっかてん)
     英語では
     ピルボックス(pillbox・錠剤ケース)
     掩体壕(バンカー)

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 ↓↑
 豈=山+冖+豆
   山+𠮛+ㅛ
   ↓↑
 壹=士+冖+豆
   十+一+冖+豆
   十+一+冖+𠮛+ㅛ
   ↓↑
   𠮛=𠫔=一+ム
     𣅀=亠+日
     シ・むね・うまい
   𠮛=旨㫖𣅌𠤔𤮻𠩊=𠮛
     𣅀=亠+日=𣅀
   ↓↑
   旨=むね=意図していること、意向
        天子や上位者の指示や命令
        その考えや意向
        うまい・美味
        食べ物がおいしい
        甘い・巧い・上手い・美味い
 ↓↑
 壱=士+冖+匕(七・𠤎・ヒ)
       「七(漆・7)」
       「𠤎(牝・雌)」
       「匕(匙・匕首)」
 ↓↑
 台=厶+口・・・邪馬台国
 ↓↑
 臺=吉+冖+至
   士+口+冖+至
   吉+冖+一+厶+土
   士+口+冖+一+厶+十+一
  (旧字体繁体字
 ↓↑
 䑓=卄+一+一+冖+至
     甘+冖+至
丨+≡+丨+冖+一+厶+十+一
  (俗字)
 ↓↑
 基=其+土
   卄+一+一+一+ハ+土(十一)
 ↓↑   
 檯=木+臺
 枱=木+台
  (繁体字
 颱=風+台
 ↓↑
 豈図らんや
 ↓↑
 多く文末を
 「とは」で結ぶ
 全く思いがけないことが
 起こったという
 気持ちを表す
 意外にも
 「豈図らんや~が~であったとは」
 「どうして
  そんなことを考えようか
  考えもしない」
 「豈図らんや
  再び起ころうとは」
 「どうして
  そんなことを考えようか
  考えもしないのに」
 ↓↑
 意外にも
 「あに」+「む(ん)」+「や」
 反語
 「どうして~だろうか
  いや
  そんなことはない」
 ↓↑
 「豈図らんや」
 「どうして(そんなことを)予測しようか」
 「意外にも・思いもせず」
 「意外にも・思いもかけず」
 ↓↑
 「豈(あに)」
 あとに推量を表す語を伴って
 反語表現を作る
 「どうして~なのか」
 「図ら」
 動詞「図る(予測する・推し量る)の未然形
 「ん」
 助動詞「む」の終止形
 推量・予想の意
 「~だろう」
 「や」
 終助詞
 疑問や反語の意
 「~(だろう)か(いや、そうではない)」
 ↓↑
 「豈」・・・「豈図らんや」
 「焉」・・・「焉んぞ死を知らんや」
 ↓↑
 「未だ生を知らず
  焉んぞ死を知らんや」
 焉=疑問助詞
   なぜ、どこ、いかなる
   反問の場合
   態度も普通も
   相手の理由を求めている
 ↓↑
 豈=反問の場合は相手を否定する
   拒む態度で
   相手の理由、方法
   理論は不適当、不可能、理不尽
   であることを強く批判する表現
 ↓↑
 「不敢~=あヘテ~ず」
 「決して~せず」
 「為鳥獣 ... おこたらざるは
  豈なんぞ
  焉これを願ふや。乃ち卑(ひく)きに
  失すること
  あに鳥獣の為ならんや
 ↓↑
 文末の助詞(や・か)
 「乎・耶・哉・邪・与(與)・歟」
 疑問=連体形+か
 ↓↑
 「如何・奈何・何如(いかん)」「如~何」
 ↓↑
 疑問形・反語形・詠嘆形
 文末の助詞(や・か)
 「乎・耶・哉・邪・与(與)・歟」
 疑問=連体形+か
 反語=未然形+ン+(や)」
 汝読論語乎(汝論語を読むか)←疑問
 我読論語乎(我論語を読まんや)←反語
 「夫・哉・矣」=かな←詠嘆形
 ↓↑
 疑問詞
 「何(曷・胡・奚)~」
 ↓↑
 疑問代名詞(who・which・what)
 疑問副詞(why)
 「なんゾ・なにヲカ・なんノ
  いづクニカ・いづレノ」
  汝何読論語
 (汝何ぞ論語を読む・読むか・読むや)←疑問
  我何不読論語
 (我何ぞ論語を読まざらん・んや。)←反語
  汝何求(汝何をか求むる)←疑問
  汝何憂(汝何をか憂へん)←反語
  汝何在(汝いづくにか在る
 ↓↑
 「何不~(なんゾ・・・ざル)」
 「どうして~しないのか
  ~するがよい」=「盍」
 ↓↑ ↓↑
   盍=去+皿=盇=太+皿
   土+厶+皿
   十+一+厶+皿
   コウ
   あう
   おおう
   なんぞ
   あう・集まる・寄り集まる
   おおう
   ふた(蓋)をする
   おおいかぶせる
  「なんぞ~ざる=どうして~しないのか」
  「なんぞ=どうして~か」
   と疑問・反語の意を表わす
 ↓↑
 再読文字
 勧告
 子 何 不 去(子、何ぞ去らざる)←疑問 
 何 不 為 福 乎(何ぞ福と為らざらんや)←反語
 ↓↑
 「~何也(なんゾヤ)」
 ↓↑
 「疑問詞~~+助詞」 
 疑問詞+末尾に
 「乎・耶・哉・邪・与(與)・歟」
 反語が多い
 句末を
 「ン・ンヤ」
 ↓↑
 疑問の場合
 「疑問詞+終助詞」の末尾は
 「連体形+や」
 疑問詞がないとき
 「連体形+か」
 「有」は
 「終止形+有りや」
 「何 攻 秦 乎」
 疑問形で
 「何ぞ秦を攻むるや」
 反語形で
 「何ぞ秦を攻めんや」
  ↓↑
 「何為(なんすレゾ)」
 「何為怒邪(なんすれぞ怒るや」←疑問
 「吾何為不楽(吾なんすれぞ楽しまざらン)」←反語
  ↓↑
 「何以(何ヲ以テ(カ)」
  ↓↑
 「誰(たれカ・ヲカ)」
  ↓↑
 「孰」(いづレ・たれ)」
  ↓↑
 「安(悪・焉・寧)
  (いづクンゾ・いづクニカ)」
 「我故郷安在哉
  (我が故郷安くにか在らんや)」←反語  
   焉知死(焉んぞ死を知らん)」←反語
  君安得此(君安クニカ此を得たる)」←疑問
  ↓↑
 「安クンゾ~得ン」
 願望形で
 「どうにかして~したい」
 「安 得 旨酒」
 (なんとかして旨い酒を手に入れたいものだ)
 「寧=むしろ」←選択形・・・筵・蓆・席・毟ろ?
  ↓↑
 「豈(あに)」反語形・疑問形・詠嘆形
 「豈遠千里哉(豈に千里を遠しとせんや)」
  ↓↑
 「豈~耶・乎(豈に~か)」
 疑問形(推測)
 「豈不~乎(あに~ずや)」
 「豈非~乎(あに~にあらずや)」
 詠嘆形で
 「なんと~ではないか」
 「豈不悲哉(豈に悲しからずや)」
  ↓↑
 「~幾何(~いくばく)」
 「無幾何(いくばくもなし)」
 「未幾(いまだいくばくならず)」
 「如何・奈何・何如」
 「如~何(いかん)」
 「遇震時何如(震に遇ひし時いかん)」
 「失道如何(道を失ひていかんせん)」
 「如此良夜何(この良夜を如何せん)」
 「奈何不敬(奈何ぞ敬せざらん。)」文頭→反語
  ↓↑
 「何~之有(何ノ~カ之レ有ラン)」反語形
 「有何~」
 「何難之有(何の難きことか之れ有らん)」
  ↓↑ 
 「何其~也(何ゾ其レ~や)」詠嘆形
 「何其志小也(何ぞ其れ志の小なるや)」
  ↓↑
 「不亦~乎(まタ~ずや)」 
 詠嘆形
 「不亦楽乎(亦た楽しからずや)」 
 「亦不~」全部否定
 「~不(否)」
 「~未(~ヤいなヤ)」
 「~するのか、どうか」疑問 
 「~在 否(・・ありヤいなヤ)」
 「~信未(信ずるヤ未ダシヤ)」
 「有・在」(ラ変)は
 「終止形+ヤ」
 「豈図らんや」
 「どうしてそんなことが予想できようか」
ーーーーー
 ・・・???・・・「フタ・ふた」が何故「ガ以前」なんだか?
 ・・・蛾以前は繭(蛹・蚕)・・・
 ・・・雅以前は白い鴉=からす=烏・・・加羅州・・・
 ・・・臥以前は元気・・・元記・源記・言記・諺記・・・記紀の元の記録?
 蓋然(ガイゼン)=たぶんそうであろうと考えられること
          ある程度確実であること
 蓋然的=ある事柄が起こりうると考えられる事態・ある程度確かであるさま
  蓋然性・蓋然率・蓋然論・蓋然判断
 豈図らんや
 思い掛けず・思いも寄らない
 思いの外
 折しも・図らずも
 確率・偶然
 公算・偶偶・偶適
 都合よく
 時ならぬ
 不意・不測・不図
 ・・・???・・・