ありえないモノ・・・?・・・ありえるモノ・・・

 2848日目・文字霊日記
 「サイ」検討の「ㇱ・し」・・・
  ↓↑
 「平群-広成(判官)」≠「多治比-広成(大使)」
 「異姓・同名」・・・同時期・・・生還???
  ↓↑   ↓↑
 天平四年(732年)・・・・・・・天=二+人
                 平=丅+八+十
                 四年=肆念
 八月              八月=葉解通
 「第十次」遣唐使の派遣決定・・・第十次=代拾字
                 遣=つかう
                 唐=問ふ
                 使=詞(史)
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 遣唐大使
 前次の大使
 「多治比 縣守」・・・縣=懸ける・・・遺書懸命
            守=もり=杜=杜甫・杜撰
                 森=森林太郎(鴎外)
 の弟
 「多治比 広成」・・・多治比=丹墀=タンチ
                  =探知・鍛治
 副使
 「中臣 名代」・・・中=那賀・長・名嘉
           臣=登美・富・冨
             秦・晋・新・審
           名=命
           代=他意=碓・替・帯・戴
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 判官
 「平群 広成」
 を含む4名
 録事(書記官)4名
 任命
 九月
 近江・丹波・播磨・備中
 などの諸国で
 遣唐使船4隻の建造
 天平五年(733年)
 三月
 使節団は聖武天皇に拝朝
 四月
 4隻の遣唐使船に分乗し
 難波津を出帆
 4隻が
 蘇州・・・蘇=よみがえる=読み替える・・・蘇生・蘇我
 の海岸に到着
 渤海国は・・・・渤=氵+「勃興・勃起」
         渤=氵+勃・・・「勃牙利ブルガリア)」
           氵+孛+力・・・「孛=箒星・彗星」
             孛=突然怒る
             鵓鴿(ボッコウ)=ハト・家鳩
                     どばと
   氵+十+冖+子(一了)+力
         海=うみ=瀛
         国=國・圀=語句
 「大武芸」の弟
 「大門芸」の亡命をめぐって
 唐と対立の戦端
 732年
 渤海水軍が
 山東の・・・サン=篹・簒・纂・讃
       トウ=当・等・登・問・答
 登州・・・煙台(烟台・Yantai)=山東半島東部の港湾都市
 を攻撃
 開元二十一年(733年)
 玄宗
 大門芸を
 幽州に派遣し
 新羅王にも
 渤海攻撃を命じたが
 ・・・不調・・・
  ↓↑
 多治比 広足(たじひ の ひろたり)
 左大臣
 「多治比 嶋」の六男
 官位は従三位中納言
 ↓↑
 多治比広成
 ↓↑
 丹墀 広成・・・丹墀(タンチ・たじひ)
         宮殿の階上の庭
         天子の宮殿
         あかくぬりたる庭
         天子の殿階の下
         漢書、百官志
        「以㆓丹朱㆒漆地
         謂 之 丹墀」
         張衡、西京賦
        「靑瑣 丹墀」
 とも記す
 生年不詳~
 天平十一年四月七日
 739年5月22日
 ↓↑
 732年(天平四)
 遣唐大使
 733年(天平五)出発
 734年(天平六)
 大隅国
 多褹(たね)島に帰着
 735年(天平六)
 吉備真備(きびの-まきび)
 玄昉(げんぼう)
 らとともに
 春入朝
ーー↓↑ーーー
 「平群広成」は
 渤海国に至って
 「阿部仲麻呂
 からの書状によって
 僚船の消息を知る
 大使
 「多治比-真人-広成」の
 第一船
 「安芸」
 は
 越州浙江省の中東部)に到着
 ↓↑
 平群広成
 遣唐使
 判官(三位高官)
 使船四艘
 無事に蘇州に到着
 ↓↑
 留学中の
 山上憶良
 平城京で死亡
 ↓↑
 阿倍 仲麻呂
 下道(吉備) 真備
 葛井 真成
 ↓↑
 平群広成
 18年前に留学生として入唐した
 葛井真成を訪れた後
 真成は病没
 ↓↑
 真成の墓誌
 「寂することは、乃ち天の常なるも
  哀れなることは
  茲(こ)れ遠方なることなり。
  形(み)は既に異土に埋もれたりしも
  魂は故郷に帰らむことを
  庶(こひねが)ふなり」
 が2004年に発見・・・
 ↓↑
 平群広成
 日本に帰還する
 四艘の
 第3船の指揮官
 第1船に
 真備や玄昉
 阿部仲麻呂
 唐女との間に儲けた
 息子二人が乗船
 ↓↑
 第3船は
 蘇州を出港後、漂流
 漂着
 6日目
 漂着地が
 崑崙(ヴェトナム)と
 知る
 ↓↑
 船匠は寒さで死
 医師の
 玄逸
 日録
 が悪疫の因を推察
 平群広成
 林邑国(ヴェトナム)都に上り
 道中に
 安仁、龍穴
 に到り来歴を語る
 林邑国王に謁見するが
 幽閉
 出港準備中の仲間と船が
 海賊に襲われ
 全滅
 帰国支援の
 安一族の
 安東から叱咤激励
 帰国決意
 ↓↑
 「水手の
  三麻呂
  貨物の中に
  遣唐使の財を発見」
 長安
 第2船の指揮官
 「中臣名代」から
 玄宗皇帝が用意してくれた船で
 一緒に帰国しようと誘われるが
 平群広成は断ってしまう
 「仲間を
  捜索している
  音麻呂
  道麻呂
  赤麻呂
  の3人の上司」
 ↓↑
 阿倍仲麻呂
 玄宗皇帝への謁見を周旋
 安岳
 商賈
 の理を説きて
 全浅香を呈す
 阿部仲麻呂使節送還を策し
 平群広成
 広成
 三麻呂
 ら4名と
 長安出発
 ↓↑
 広成
 金貞宿に
 名香を与へ
 空船の計を案じて
 登州を脱す
 ↓↑
 渤海王城に到り
 他の使の消息を知り
 上奏文の文言を草す
 ↓↑
 渤海国に至り
 仲麻呂からの書状によって
 僚船の消息を知る
 大使である
 「多治比-真人-広成」
 の指揮する
 第1船「安芸」は
 越州浙江省の中東部)まで吹き戻され
 天平六年(734)十一月二十日
 多褹嶋(種子島)漂着
 天平七年(735)三月十日
 平城京に戻った
 天平八年(736)二月
 明州出港し
 副使
 「中臣名代」の
 新造第二船が
 五月に
 九州大宰府に辿り着き
 八月二十三日
 京に戻った
 第4船は
 杳・・・エウ・はるかに遠いさま
        奥深く暗いさま
        ハッキリしない様子
        くらい・日が沈んで昏い
       「一結杳然
       (イッケツヨウゼン)」
        文章の後に残っている風情
       「一結」は文章に
        一旦まとまりをつけること
       「杳然」は悠然の意
        杳⇔査・・・調査・査察・査定
 として行方不明
 ↓↑
 6年3ヶ月後帰国
 平群広成
 第3船の
 115名中
 4名しか帰還しなかった責任を追及された
 田村第=藤原仲麻呂
 に幽閉
 聖武天皇
 報告義務があると・・・
 「天皇、広成を召し
  全浅香を購ひ
  渤熊
  新虎
  日鼠
  の譬へを解す」
  広成は
  第3船と第4船の
  240名の
  遺族支援策を上奏
ーーーーー
 ・・・???・・・
  ↓↑   ↓↑
 「平群-広成(廣成・判官)」≠「多治比-広成(廣成・大使)」
  併訓-校正          他字(大字)比-構成・更生  
 ↓↑   ↓↑ ↓↑
 広=广+ム(私・ム=よこしま=横嶋・邪)
 廣=广+黄(卄+一+由+八)
   广+黄(龷+ 由+八)
   广+黃(廿+一+由+ハ)
      黄=光を放つ火矢の象形・・・?
        寅=イン・慎む・いずまいを正す
          矢+𦥑(キヨク=両手・・・?
          両手で弓に矢をつがえ・・・?
          ひきしぼる意・・・違うだろう?
          漢字構成は
          宀+一+由+ハ・・・宀=空・天空・屋根
          廿+一+由+ハ・・・廿=二十=二拾・念
          卄+一+由+八・・・卄+一=龷=共
                      昔・洪
            一   由  八
            始まりの由来を捌く
                田から出た「╹(灯)=頭・主」
        異体字「夤・𡓓・𡓵・㝙・𡩪・𡩟
            𢁐・𥦕・𦦚・濥・𡖷・𤃚
            𦟘」
          演奏・演技・演劇・演説・演習
          演=氵(水)+宀+丅+囗+十(乂)+ㇵ
          演=氵+寅
            氵+宀+一+由+八
            エン
            おこなう
            のべる
            説く・述べ広げる・押し広める
            流れる・水が流れる・長い距離を流れる
            人前で芸を行う
            実習する・実地に行う
            実戦や非常時を想定して行う訓練
            シミュレーション(simulation)
            何らかのシステムの挙動を
            それとほぼ同じ法則に支配される
            他のシステムやコンピュータなどによって
           「模擬実験」や「模擬訓練」する
            ラテン語
           「similis シミリス(似ている)」
           「simulare シミュラーレ(模倣する)」
           「simulat(真似た、コピーした)」
            といった用語から
            ラテン語
             inductio(インドゥクティオ)
                  隠 導 句綴 緒?
          帰納=収まっているモノの帰結場所
             induction(インダクション)
             deductio(デドゥクティオ)
             構成部分の分解、分析、
             細分化された諸部分の諸関係
             諸関係の機能性と
             再構成された存在意義 規定
             袋の中身の選別
 ↓↑        ↓↑
          演繹=deduction(ディダクション)
             一般原理、概念、既存知識からの
             論理的 分類 系統の証明
             生物⇔植物⇔果実⇔林檎⇔旭日林檎
              一般概念⇔ 個別概念⇔特殊概念
             糸で編まれた袋自体の分類と機能性
 ↓↑           ↓↑
            「起源=接頭辞de(デ)」
            「導く・引き出す=動詞duco(ドゥーコゥ)」
             からの派生の
            「ductio(ドゥクティオ)」
             名詞が結びつき
            「deductio(デドゥクティオ)」
                  出導 句綴 緒?
            「何かから別の何かを導き出すこと」
            「導出」
       演=氵+寅
         氵+宀+一+由+八
       繹=糸+睪
         糸+罒(網目)+幸(一立十)
         エキ・・・釋・役・譯
         たずねる
         つらなる
         つらねる
         引く・ぬく
         たずねる・きわめる・明らかにする
         つらねる・つらなる・連続
         絶えずにつらなり続くさま
      三輪山の大物主の正体と糸巻きの糸の行先・・・
      大物主神事代主神
      別名
      倭大物主櫛甕魂命
      大国主神
      三輪大神
      三諸神
      八戸挂須御諸命
      大物主葦原志許
 ↓↑   ↓↑
     古事記
     御諸山上坐神
    (みもろのやまのうえにますかみ)
     美和之大物主神
    (みわのおおものぬしのかみ)
    『播磨国風土記』では
     八戸挂須御諸命
    (やとかけすみもろのみこと)
     大物主葦原志許
    (おおものぬしあしはらのしこ)
 ↓↑   ↓↑
     日本書紀
     大己貴神の和魂
    (にきみたま)
     別名
     三輪明神
     倭大物主櫛甕魂命
    (やまとおおものぬしくしみかたま の みこと
    『出雲国造神賀詞』では
     倭大物主櫛瓺玉命
 ↓↑   ↓↑
     国造りの神、蛇神=小さな黒蛇
 ↓↑   ↓↑
     配偶者
     倭 迹迹日 百襲 姫
 ↓↑   ↓↑
     活玉依毘売
     名前も知らない男が夜毎にやって来ることを告白し
     父母はその男の正体を知りたいと思い
     糸巻きに巻いた
     麻糸を針に通し
     針をその男の衣の裾に通すように教えた
     翌朝、針につけた糸は
     戸の鍵穴から抜け出て
     糸をたどると
     三輪山の社まで続いていた
     糸巻きには
     糸が3回りだけ残っていたので
    「三輪」と呼ぶようになった
 ↓↑   ↓↑
     子 比売 多多良 伊須気 余理 比売
       五十鈴依姫
       櫛御方命
 ↓↑    ↓↑
 橫=木+黃(火を付けて射る矢の象形?)
 横=木+黄
   門に差し渡して門を閉(と)じる「横木」
 ↓↑    ↓↑
 よこしま
 ↓↑
 邪(新字体)=牙+阝(邑)
  ↓
 ひねくれている
 不公平な
 悪人
 歪んでいる
 人を困惑させ、害をなす妖怪
 疑問・反語の
 助動詞の読み方は「ヤ」
 呉音=ジャ・ヤ
 漢音=シャ・ヤ
 邪は耶と同じく、
 歟は與と同じ、
 乎の字、于の字の如く
 句瑶に用ふる
 咏嘆の意
 邪・耶・歟・與は、
 咏嘆の意・・・・・・まさに‥‥だなぁッ!
 乎よりは疑の意・・・だろうかな?
           疑問・反語の助字
  ↓ 
 訓読み=よこしま=「よ-こ-し-ま」
  ↓
 横島=横嶋・・・横縞・横揣摩
 斜・耶・衺・𧘪・𨚌・爷・爺・𤕓
 私・阿・犯・冒・曲・菅・迂・漢・・・漢(よこしま)
 奸・嫉・妬・姦・淫・猥
  ↓
 「ヨコシマ(横島)」と読まれる漢字は
 「感冒」の「冒」をはじめに
 よこしま=宄・横・邪・姦・干(カン=諌=甲)
      佞・漢
 よこしま=侘・差・左・ム・私
 よこしま=宄・侈(シ)・佻(チョウ・ジョウ)
      犯
 よこしま=毎・曲・奸・淫・自・己
  ↓↑
 「宄=宀+九=キ・よこしま」は
 「邪悪・姦・悪者・盗人」と
 諸橋轍次先生の
 「大修館・新漢和辞典(改訂版)」にはあり、
 「究」の「八」を欠字させた漢字である。
 「菅原(すがわら)」の
 「菅」も「よこしま」と訓れている・・・
 漢和辞典を注意してみないと
 「よこしま」とヨマ(訓読)れている
 漢字を見落とす事になる・・・
 もちろん、
 太宰府に流刑された
 「菅原道真」の「菅」である
 ・・・興味がアレば、ボクの「HP」
 「古事記・漢字源の世界(2)」
 ↓↑
 奸・佞・邪・侫・姦
 違・辟・慝・䜛・讒
 よこしま=奸・邪・侫・左・姦
      辟・違・慝・䜛・讒
      犯・冒・姦・菅
      横嶌・ム(私)・己
 横縞(よこしま)
 ↓↑
 橫=木+黃(火を付けて射る矢の象形?)
 横=木+黄
   門に差し渡して門を閉める「横木」
 ↓↑
 多分、人間組織の横の序列だろう・・・
 ↓↑
 横=横縞×縦縞
   身分序列
   身分の横並び×身分の縦並び
   ↓↑
   策謀の横列
   合従連衡(ガッショウレンコウ)
   ↓↑
   合従=「蘇秦」の合従(縦)策
      対秦
     「燕・趙・韓・魏・斉・楚」の
      縦(従)の六国同盟
      弟の
     「蘇代」によって継承
      食客
     「毛遂」が
      趙の
      平原君の使者とし
      楚の
     「頃襄王」と合従した
     「六国(くに)」とは「州合」・・・?
 ↓↑
   連衡=「張儀」の連衡策
      秦の
      対六国関係を個別分断
      後に
      「范雎」は遠交近攻を唱え
      遠方の国と手を組み
      近隣の国を攻撃し
      秦の領土拡張
 ↓↑
   「横(よこしま)の語源」は
   「張儀=秦」の
   「連衡策」・・・?
 ・・・ナゼか、「反秦」の提唱者の
      名前が
        「蘇秦」・・・?
ー↓↑ーー↓↑ーー
    紀元前288年
    燕・斉・趙・韓・魏
    の
    五ヶ国が合従し
    秦を攻撃
    紀元前284年
    燕・趙・魏・韓・秦
    の
    五ヶ国が合従し
    斉を攻撃
    時代は
   「秦・斉の二大強国」時代
   「蘇秦」は
   「燕」
    のために「諸国糾合」し
   「斉」を攻撃すべく活動した
    外交官・間者・スパイ・・・
   ・・・by Wikipedia・・・
   なるほど、「中国人の戦略」・・・
ー↓↑ーー↓↑ーー
 横柄=オウヘイ=押柄
    おしから(押柄)
    いばって、人を無視した態度
    無礼、無遠慮
    大柄 (おおヘイ)
 押柄=押しの強い人柄
   「横車を押す」=強引に横から車を動かす
   「押領+平懐=押+平」
 ↓↑
 柄=木+丙(一人冂)
  =棅=木+秉=ヘイ
       秉=禾+⺕
         千+肀+八
          肀=push open・アイ
            Kun=ひらく
          肀=手の平・掌
         稲束(いねたば)
         え
         とる
         まもる
         持つ・手に持つ・にぎる
         守る・つかさどる
         一握りの稲のたば
         柄・権勢
         穀物容量をはかる単位
         十六斛(コク)
         秉性=性格・気質・本性
 ↓↑
 柄=木+丙
   木+一+冂+人
   異体字「𣏲・抦・㨀・𥝐・𦱮」
   国秉・国家の統治権力・国権
   ヘイ
   え
   がら
   いきおい
   つか
   え・取っ手・手でにぎる部分
   つか・刀剣や弓などのにぎる部分
   斗柄(トヒョウ)
   北斗七星(Big Dipper・Plough)
   月建=建+十二支名・・・建寅月=二月
   ミザール=北斗七星の柄の先端から
        2番目の2等星
   いきおい・強い力・権力
   品位・品格・家柄
   体格・体つき
   模様
   ↓↑
   柄杓
   柄本
   足柄山の金太郎
   岩柄
   年柄・手柄・朝柄
   ↓↑
 賞罰之柄(ショウバツのヘイ)
  褒めること
  罰を与えることができる権力
 「柄=権力」
  『呂視春秋(義賞)』
   ↓↑
 人品骨柄(ジンピンコツガラ)
  人柄や品格、容姿や身なり
   ↓↑
 尺寸之柄(セキスイのヘイ)
  ほんの少しの権力
 「尺・寸」はどちらも短い長さ
 「柄」は権力
  『史記(魏豹彭越伝・賛)』
   ↓↑
 百年之柄(ヒャクネンのヘイ)
  将来を考えた政治の行い
  権力を長く保とうとすること
  長期間の権力のこと
  『後漢書(班彪伝)』


 平らな(水平)=level・flat
         平坦な=even
         凹凸のない=smooth
         萍(うきくさ)の原字
 平=干+八=于+八
   干+丷
   于=ウ・ク
     ここに・ああ・ゆく
     いはく(曰く・言はく・云はく・謂はく)
     語調をととのえる語
     …に・…において(於いて)・…より
     場所・比較を表す
     詠嘆の声
     吁(ク)
     いく・ゆく・・・迂回
     于役・于帰
     丂(息がつかえ曲がる)
     +
     一(息が出る)
     つかえて息が曲がる
     「迂・宇・汚・汙・吁・紆・竽」
     
    于
   (場所)~で
    在
   (方向)~に
    向
   (対象)~に
    到・対・給
   (由来)~から
    自、从
   (比較)~より
    比
   (受身に用い)~により
    接尾辞
    于=於
    形容詞
    善于・富于
    動詞
    等于・在于・位于・帰于
    属于・處(処)于・至于(不至于)
    便于・忠于

    處(処)=虍+処
           処=夂(足)+几(椅子)
             足を止め腰掛で落ち着く
         住まう・居住
         穴居野處=洞穴や原野で暮らす
         原始生活
         人とつきあう
         交わる・一緒にいる
 ↓↑   ↓↑
   八=ハ・丷・捌
     分かれる   
 平角(へいかく, ひらかく)
 直径の角度
 直角2つ分の角度=180度
 ↓↑ ↓↑
 平滑流暢
 平滑=平らでなめらかなさま
 流暢=水などが滞ることなく流れるように
    言葉がすらすら、よどみのないさま
 平仮名
 平らな(水平)=level・flat
         平坦な=even
         凹凸のない=smooth
 平面・側面・正面
 ↓↑
 平原=平源=源平
 平野
 平生
 平成
 平静
 ↓↑
 平城京
 平安京
 ↓↑
 平=干+八・・・乾燥 した「八」乎?
         干(ひ)からびた「捌」乎?
        「捌(さば・裁)き」乎?
   干+丷
   一+十+丷
   ビョウ
   ヘイ
   ヒョウ
   ヘン
   たいら
   ひら
   たいらか・高低やでこぼこがない
   おやだや・平穏・やすらか
   かたよっていない・平均・公平・等しい
   たいらげる・たいらぐ
   おさめる・しずめる
   普通・普段・日ごろ
   漢字四声(シセイ)の
     平声(ヒョウショウ)
   ととのう・治まる
   ひら・普通・特別でない・平凡
   ひらに・なにとぞ・どうか
   ↓↑
   たいら・ヘイ・ヒョウ
   たいらぐ(平らぐ・碓等愚)
            石ウスを
            等しくする愚挙
            小碓等の愚行
   ならす(均す・奈良州・平城主)
       均衡・何ぞ良しなのか?
   平群(へぐり)=奈良県西北部
           生駒郡の町
           竜田川が南流し
           大和川に注ぐ
   平群(へぐり)氏=武内宿禰の後裔
   村主(すぐり)
      主群?
   応神朝から軍事氏族
   履中朝
   平群 木菟宿禰(へぐりのつくのすくね)
   国政に携わる
   葛城氏没落後の
   雄略朝以降
   木菟の子の
   真鳥(まとり)が
  「大臣」を歴任
   仁賢天皇の崩後
   真鳥大臣は
   日本国王になろうと専横
   稚鷦鷯太子(武烈天皇)の命を受けた
   大伴金村により
   真鳥と
   その子の
   鮪(しび)は誅殺(498年)
   用明天皇二年(587年)
   物部討伐将軍
   平群神手(かみて)
   大夫選任氏族
   用明天皇十三年(684年)十月
   「八色の姓」施行
   朝臣
   奈良時代
  「平群広成」≠「多治比広成」
 ↓↑  ↓↑
  「平群広成
    ・・・讃岐守・平群豊麻呂の子
       官位は従四位上・武蔵守
       天平四年(732年)八月
       第十次遣唐使の派遣
       遣唐大使に
       前次の大使・多治比縣守の弟
      「多治比広成」
       副使に
       中臣名代
       判官
       平群広成
       を含む四名
       録事(書記官)
       四名が任命
       九月
       近江・丹波・播磨・備中
       などの諸国に
       遣唐使船四隻の建造の命
       天平五年(733年)
       三月
       使節団は拝朝
       四月
       四隻の船で
       難波津進発
       蘇州の海岸に到着
 ↓↑     ↓↑
       養老元年(717年)の
       前次遣唐使で渡唐の
       吉備真備
       玄昉は帰国に応じ
       阿倍仲麻呂科挙に合格
       唐の官職に就いていた
 ↓↑     ↓↑
       天平四年(732年)
       十月
       四隻の船に分乗
       蘇州港を出発し帰国に就いたが
       東シナ海上で暴風雨に遭遇
       大使
       多治比広成
       の乗る第一船のみが
       種子島に漂着
       副使
       中臣名代
       の第二船は
       福建方面に漂着
       長安に送り返された
 ↓↑     ↓↑
       閏十一月
       長安を発ち
       副使一行は船を修理
       天平八年(736年)八月
       平城京に帰着
       一行には
       唐人の楽師
       皇甫東朝
       唐僧
       道璿
       音博士となる
       袁晋卿
       ペルシア人
       李密翳
       を伴っていた
 ↓↑     ↓↑
       平群広成の乗った第3船
       遣唐使の判官として渡唐
       帰国の途中難船
       崑崙国(チャンパ王国ベトナム
       唐の尚書右丞相・張九齢が起草した
      「勅日本国王
      (『全唐文』巻287
       『唐丞相曲江張先生文集』)
       (朝臣-広成-等飄至林邑国)」
       に漂流し
       長安送還後
       阿部仲麻呂
       平群広成らが
       渤海経由で帰国できるよう
       玄宗に上奏、裁可され
       勃海
       将軍・己珎蒙
       らと共に
       天平十一年(739年)七月
       出羽に到着
       日本へ帰国
 ↓↑  ↓↑
  「平群広成
   天平15年(743年)刑部大輔
   天平16年(744年)東山道巡察使
   天平18年(746年)式部大輔・摂津大夫
   天平19年(747年)従四位下
   孝謙
   天平勝宝2年(750年)従四位上
   天平勝宝4年(752年)武蔵守
   天平勝宝5年(753年)正月28日卒去
             最終官位は
             武蔵守従四位上
   後は一族が没落・・・?
ーーーーー
 北京の名称変遷
 ↓↑
 春秋戦国時代
 燕の首都=「薊(ケイ)」
 周の国都=洛陽
 秦漢=「北平(ホクヘイ)」
 ↓↑
 北京市に隣接する
 河北省涿郡(たくぐん)は「劉備の故郷」
 「隋の煬帝」が築いた大運河の北の起点
 ↓↑
 唐末五代の騒乱期
 内モンゴルから南下してきた
 遼朝は
 後晋に対し軍事支援を行った代償として
 北京地方を含む
 燕雲十六州を割譲
 遼はこの都市を
 副都の一つ「南京」と定めた
 後
 金朝が遼を滅ぼし
 北京に都城を定め「中都」とした
 モンゴル帝国元朝)が金を滅ぼし
 「大都」都城となり
 「カラコルム」に代わって
 モンゴル帝国の中心となった
 ↓↑
 朱元璋
 明朝が成立し「北平」に戻され
 都城は「南京」に定められた
 燕王に封じられ「北平」を拠点とした
 「朱棣(永楽帝)」は
 1402年
 建文帝の政権を奪取
 皇帝に即位
 「北平」は遷都し
 「北京」に改めた
 辛亥革命
 中華民国北洋政府は「北京」を首都
 蒋介石を中心とする
 国民政府は「南京」を首都
 「政府直轄地域」を意味する直隷省を
 1928年6月15日
 河北省へ
 北の首都を意味する
 「北京」を
 「北平(ほくヘイ・ペイピン・Běiping)」
 と改称
 1937年~1945年
 日本軍占領期は
 「北京」の名称が使用(公式は1940年改名)
 日本の敗戦によって「北平」に改称
 ↓↑
 1949年10月1日
 中華人民共和国成立
 「北平」は「北京」と改称
 中華民国(台湾)は公式名称として
 「北平」の名称を使用
ーーーーー
 ・・・
 一路平安(イチロヘイアン)
      壹賂 経意案?
 ↓↑ ↓↑
 依流平進(イリュウヘイシン)
      遺留  並進?
  経歴や年齢が多い順番の通りに出世すること
 ↓↑ ↓↑
 怨親平等(オンシンビョウドウ)
      音信  描同?
  敵を憎まず、味方をひいきせず
  両者を平等に扱うこと
 「怨親」は敵対する者と親しい者のこと
 ↓↑ ↓↑
 虚気平心(キョキヘイシン)
      歔欷=すすり泣く・兵心?
  心を空にして落ち着けること
 「虚気」は感情をなくすこと
 「平心」は心を落ち着けること
 ↓↑ ↓↑
 虚心平気(?)
 源平藤橘(?)
 恒久平和(?)
 公平無私(?)
 三平二満(?)
 三平二満(?)
  十分とはいえないが
  それに満足して平穏に生活すること
 「三」と「二」は数が少ないことのたとえ
  三でも安らかで
  二でも満足する
  「三」は額と鼻、下顎
  「二」は左右の頬
  「三」が平らで
  「二」が膨らんでいるような顔
   おかめ顔・おたふく顔
 ↓↑ ↓↑
 四宇和平(?)
 至公至平(シコウㇱヘイ)
      思考 史(詞)併?
 心平気和(?)
 水平思考(?)
 俗談平語(?)
 俗談平話(?)
 地平天成(?)
 低頭平身(?)
 天下太平(?)
 天下泰平(?)
 天下平泰(?)
 内平外成(?)
 不平煩悶(?)
 不平不満(?)
 無事平穏(?)
 平安一路(?)
 平穏無事(?)
 平滑流暢(?)
 平気虚心(?)
 平衡感覚(?)
 平沙万里(?)
 平沙落雁(?)
 平心定気(?)
 平身低頭(?)
 平談俗語(?)
 ↓↑ ↓↑
 平地風波(?)
  予想外の出来事や事件のたとえ
  自ら争いを起こすことのたとえ
  穏やかなところに波風が立つ
 平伏膝行(?)
 平々凡々(?)
 平平凡凡(?)
 平明之治(?)
 平和共存(?)
 平和共存(?)
 平等平等(ヘラヘイト?)
 平等平等(へラヘイトウ?)
ーーーーー
 ・・・???・・・ありえないモノ・・・
 ・・・平和共存・・・平等平等・・・
    公和依存・・・法的均等・・・