ちりし・・・塵私・治理史・智異詞・・・地理志

文字霊日記・・・

 地理志
 中国,正史の志の中で
 地理的叙述を行っている部分
 24の正史のうち
 《漢書後漢書・晋書・宋書・南斉書・北魏
  隋書・新唐書旧唐書・新五代史・旧五代史
  宋史・遼史・金史・元史・明史》
 の16に1~7巻・地理志が含まれ
 郡国志(後漢書)・州郡志(宋書・南斉書)
 地形志(北魏書)
 などは実質は同じ意
 前漢帝国における
 行政組織の整備とともに
 郡県制を中心とした
 全国の地理的事実を
 正史の志の一部門として記載
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 熟=孰+灬
   享+丸+灬
   享+九+丶+灬
   亠+口+子+丸+灬
   亠+口+子+九+丶+灬
   火+灬(ひ・ひへん・れっか・れんが)
   ジュク
   うれる・うむ
   こなす・こなれる
   つくづく・つらつら
   なれる
   にえる
   にる
   うむ・うれる・じゅくす・作物が実る
   煮る・煮える
   じっと・くわしく・よくよく
   十分に発展する・完全な状態になる
   熟慮・熟考・熟視・熟思
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   熟田+(徳島県海部郡海陽町)
   読み方 ずくだ
   吹上町花熟里+(鹿児島県日置市)
   読み方 けじゅくり
 ↓↑   ↓↑
 「熟田津=熟田津石湯行宮=飽(熟)田津」・・・?
 ↓↑   ↓↑
  尓=𠂉(かみさし)+小(亅八)
    小(しょう・しょうがしら・なおがしら)
    ジ
    ニ
    その
    なんじ・おまえ・あなた
    二人称の代名詞
    その・それ・この・これ・ここ・かれ
    指示代名詞・
    しかり・しかく・かくのごとし
    そのとおりである
   「のみ」と読み、「~だけ」の意
    他の語の下に添えて
    状態を表す
    尓=爾
 ↓↑   ↓↑
   乹・軋轢
 ↓↑   ↓↑
 藝=蓺+云
   蓺+二+厶
   艹+埶+云
   艹+埶+二+厶
   蓺+一+一+厶
   艹+坴+丸+云
   艹+坴+九+丶+云
   艹+圥+土+丸+云
   艹+坴+丸+二+厶
   艹+埶+一+一+厶
   艹+坴+丸+一+一+厶
   艹+坴+九+丶+二+厶
   艹+圥+土+丸+二+厶
   艹+土+儿+土+丸+云
   艹+圥+土+九+丶+云
   艹+土+儿+土+九+丶+云
   艹+土+儿+土+丸+二+厶
   艹+圥+土+九+丶+二+厶
   艹+圥+土+丸+一+一+厶
   艹+坴+九+丶+一+一+厶
   艹+圥+土+九+丶+一+一+厶
   艹+土+儿+土+丸+一+一+厶
   艹+土+儿+土+九+丶+二+厶
   艹+土+儿+土+九+丶+一+一+厶
   艸・艹・艹・⺾
  (くさ・くさかんむり・そうこう)
   ゲイ=藝=ギ
   ウン=芸
   うえる
   わざ
   藝術=わざ・技術・学問・知識・身につけた技能
   芸植(う)える・草木を植える・種をまいて栽培する
 ↓↑   ↓↑
  藝=艹+埶(うえる・ゲイ)+云
    艹+土+土+丸+云
    艹+十+一+十+一+九+丶+二+ム云
   異体字「艺(簡体字)・芸(新字体)」
            乙=云・・・・・?
            乙=乚=云・・・?
   「埶」=両手を添える様
       ・・・埶≠執≠孰
         熱勢≠墊摯褺蟄縶贄
       ・・・・熟(うれる・ジュク)
           敦(あつい・トン・タイ)
           塾(まなびや・ジュク)
           憝(うらむ・タイ)
   直物に手を添え土に植えること
   「艸」を添え
   「蓺」として
   植物とし
   「藝」は「云」を音符とし
   「たがやす」に意を持った別字であったが
   後に混同された
   植物を植える
   技・技術 
   藝才能也
   人前で演じるための特技
   日本語
   呉 音 : ゲ
   漢 音 : ゲイ
   訓読み : うえる・のり・わざ
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 物部氏の末裔
 石上宅嗣
 藤原仲麻呂討伐で
 大納言
 自分の旧邸宅を
 阿閦寺(あしゅくじ)として改築し
 敷地の一郭に
 古今の漢籍を中心とした
 書籍を収蔵
 希望者に閲覧を許可した
 芸亭(ウンテイ)
 賀陽豊年
 宅嗣は豊年を芸亭に招いて研究をさせた・・・
 『続日本紀
 天応元年(781年)六月
 宅嗣の死亡記事
 『続日本紀』が完成した
 延暦十六年(797年)
 芸亭が存続現存
 天長五年(829年)
 空海
 綜芸種智院(しゅげいしゅちいん)を設置
 吉備真備の「二教院」
 石上宅嗣の「芸亭院」
 で、芸亭の現状を
 「始めありて終りなく、
 人去って跡(芸亭院)あれたり」
 と記録
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 「芸」の字
 「芸亭」の芸(ウン)は
 「芸=藝(ゲイ)」とは異なる系統の字
 「くさぎる(雑草を刈る)」
 「書物の虫を防ぐのに使う香草」
 の字だが
 字形は同一「同形衝突」
 芸(ウン)の活字の草冠を
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 「++」4画で
 「芸=藝(ゲイ)」と区別
 字形の
 「芸(ウン)」=「芸/藝(ゲイ)」
 で互いに区別することはできない
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