大嘗め・新嘗め・・・

 2810日目・文字霊日記
 「アイ」のカンジ・・・なめる・・・大嘗め・・・
 ↓↑
 臥薪嘗胆・・・『史記(越世家)』
        『十八史略(春秋戦国)』
 呉越・夫差・会稽山・勾践
 ↓↑
 舐=舌+氏
   千+口+氏
 䑛=舌+氐
   千+口+氐
   舌+氏+一
   千+口+氏+一
   シ
   なめる
   ねぶる
   舌の先でなめとる
 ↓↑
 舓=舌+易
   舌+日+勿
   千+口+易
   千+口+日+勿
   舌+日+勹+丿+丿
   千+口+日+勹+丿+丿
 ↓↑
 嘗=龸+口+旨
   ⺌+冖+口+旨
   龸+口+匕+日
   ⺌+冖+口+匕+日
   丨+丷+冖+口+旨
   丨+丷+冖+口+匕+日
   ショウ
   ジョウ
   かつて
   こころみる
   なめる
   舌で味わう
   ためしてみる
   かつて・過去・以前
   その年に
   新しく収穫した穀物
   神に供える秋の祭り
 ↓↑
   皿嘗めた猫が科を負う
   塩を売っても手を嘗めろ
   辛酸を嘗める
   ちょっと嘗めたが身の詰まり
 ↓↑

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 「愛=喰える事・喰わす事=㤅=爱」で
 「満腹」を願うコトだけれど・・・
  ↓↑
 「アイ=愛=㤅( 旡心)
      =𢟪(既心)
      =𢙴(旡心夊)
      =爱(爫+冖+友)
        =爫+冖+友(ナ又)・・・爱憎」
       爰=爫+一+友(ナ又)・・・援助
       受=爫+冖+又・・・・・・・受領
  ↓↑
 今現在の自分自身の余裕ある備蓄の食糧を
 今現在、空腹の者に分け与えるコト・・・
 「協同体(共同体)」の「飢餓」からの解放は
 「倉庫の備蓄食糧」の開放分配・・・
  ↓↑
  旧字の「㤅」は・・・満腹になってのぞける・・・つかえる・むせぶ
           腹がいっぱいになって、ため息をつく様
           食べつくす・つきる・・・
           𢟪=既に心(心腹=満足)
           呉音 : ケ・・・?
           漢音 : キ・・・?
           訓読み
           つくす・つきる・つまる
           尽くす・尽きる・詰まる
           いきつまる
           むせる=咽る=口+因(囗+一+人)
               噎せる=口+壹(十+一+冖+豆)
                     豆=𠮛(一口)+ᅭ(䒑)
               旨=𠫔=一+ム
                 㫖・𣅌・𠤔・𤮻・𠩊・𠮛
                =うまい・おいしい
           満腹で(胸)がつまる、いっぱいとなる
 㒫の古字(古文) 旡
  訓読みは「むせぶ・つまる」
 音読み「キ」
 象形. 漢字構成「旡」
 異体字「兂・㒫・𠘸・⺛」
 声符「旡・㤅・旣」
  ↓↑
 下部に夊がくっついて「𢙴」
 上部の旡が変化して「𢜤」
 新字の「愛=爪(⺥)+冖+心+夊」
    ・・・爪⇔牙⇔旡
     字形は「亅」が「𠄌→乚」に変化?
  ↓↑
 〔説文〕五下に
   「愛は行く皃なり」・・・子の成長(行・歩)?
      行=彳+亍
      ↓↑彳+一+丁
        彳+二+亅
        彳+一+一+亅
        ノ+ィ+一+一+亅
        ↓↑
        彳=テキ
          少し歩む
       「彳亍(てきちょく)」
        少し歩いては立ち止まること
        亍=チョク
          とどまる・たちどまる
          すこし歩く
      ↓↑  狭い歩幅で歩く
      行=ギョウ
        コウ
        アン・・・行灯(アンドン・行燈)
        いく
        おこなう
        ゆく
        しぬ(逝・逝去)
        みち(道・路)
        やる(行動・行為)
        歩く・進む・巡(めぐ)る
        動かす・ゆかせる
        する・なす(為)
        道路・道程(みちのり
        ゆくゆく・歩きながら
        みちすがら・ゆきゆきて
        たび=旅
        経る・経過する
        書体の一=行書・・・くずし(崩)字
        ふるまい(振る舞い)
        よいおこない=行儀
        ならび・列・文字の並び=文字列
        みせ・商店・仲介所
        兄弟の順序
        行く「児・皃=兒=臼+儿」=子(幼児)の歩行
              ・・・臼・𦥑=E+ヨ
        旅立つ子への思い・・・意句字=育児・生路?
  ↓↑
 異體字(𢙴)=愛=𢟪
  ↓↑
 「㤅」=「旡」+「心」
 「𢙴」=「旡」+「心」+「夂」
 「旡」は後ろを振り返る人
 「夂」は人の足
 「心」は心情
 「心が揺れて足を止める様子」
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 《說文》曰=「㤅,惠也」
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 愛屋及烏・・・(阿意緖句究有・蛙井織句究鵜)?
     溺愛・盲愛・『説縁(貴徳)』
 愛及屋烏・・・(蛙意究奥胡)?
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 愛月撤灯・・・(蛙意解通綴当)?
     物の可愛がる程度が
     極めて激しいこと・『開元天宝遺事』
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 愛財如命・・・(蛙意座位除名・助命・舒明・徐銘)?
             除=阝+余=邑の余り
               左辺=こざと・阜・丘・・・昇 る梯子(阜)
               右辺=おほざと・邑・・・・降りる大里(邑)
     財産を命と同等に扱うこと
     命よりも財産を大切にすること
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 愛多憎至・・・(藍田増資)?
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 愛多憎生・・・(姶詫増勢)?
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 愛別離苦・・・(合意部通理句)?
     愛する人との生別または死別での
     悲しみや苦しみ
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 愛楊葉児・・・(合意用葉字)?
     浅い知識のままで満足すること
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 屋烏之愛・・・(緖句胡史阿意)?
  ↓↑
 甘棠之愛・・・(巻頭之合・相)?
          之合⇔詞合・史合・諡号
     すぐれた為政者を慕う深い気持ち
    「甘棠=からなし・りんごの木」
     『詩経(召南・甘棠)』
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 強食自愛・・・(教職字合)?
     充分食事をとって健康に気遣うこと
    「彊食」は無理にでも食事をすること
     『越絶書(越絶外伝記呉王占夢)』
 彊食自愛・・・(共食・矯飾字蛙意)?
  ↓↑
 敬天愛人・・・(経典合示務)?
     西郷隆盛『南洲遺訓』
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 兼愛交利・・・(県内・建内・簾内+国府
                 郡・古宇利・高麗)?
     全ての人を愛して
     互いに利益を与え合うこと
    「墨子儒教の仁愛」を
     差別愛と批判した思想
     『墨子(兼愛・中)』
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 兼愛無私・・・(建姶無史)?
     『荘子(天道)』
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 三千寵愛・・・(纂前帳合)?
     たくさんの侍女にかける寵愛
     元は
     たくさんの女性にかけるべき愛情を
     一人だけに向けてしまうこと
     唐の玄宗皇帝は
     三千人ほどの美女がいたが
     楊貴妃は寵愛を独り占めした故事
     白居易長恨歌
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 舐犢之愛・・・(シトクのアイ)
         試読 試合?
     親が自身の子を溺愛すること
     「犢=牛の子」
      『後漢書楊彪伝)』
  ↓↑
 相思相愛・・・(創始想蛙意・草紙想合)?
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 尊尚親愛・・・(尊称心内)?
  ↓↑
 忠君愛国・・・(注訓合語句)?
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 寵愛一身・・・(帳合一審)?
     白居易長恨歌
  ↓↑
 氾愛兼利・・・(版合権利)?
     『荘子(天下)』
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 汎愛博施・・・(本合白紙)?
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 冰炭相愛・・・(瓢箪相合)?
 氷炭相愛・・・(彪譚蘇胡合)?
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 墨子兼愛・・・(朴氏・牧師・兼合)?
     『孟子(尽心・上)』
  ↓↑
 和顔愛語・・・(倭元愛護)?
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 諺=言+彦(比古・飛虎・肥子)
 愛多ければ憎しみ至る
 愛想づかしも金から起きる
 愛想も小想もつきはてる
 愛は惜しみなく与う
 愛は小出しにせよ
 愛は憎悪の始め
 屋烏の愛
 男は度胸、女は愛嬌
 舐犢(シトク)の愛
 外愛嬌の内そんぶり
      ・・・そんぶり (群馬の方言)
         そのような振り=しぐさ・様子・顔つき
         そんなふり
         無愛想
 寵愛昂じて尼になす
 汝の敵を愛せよ
 汝の隣人を愛せよ
 馬鹿な子ほど可愛い
 氷炭相愛す
 孫は子より可愛い
 身ほど可愛いものはない
ーーーーー
 ・・・???・・・白々しい・・・