ホウキを有するモノ・・・淒い、すごい、凄い存在・・・

 文字霊日記・2722日目

f:id:naie:20190510234450j:plain

 凄=冫+妻
   異体字「悽(繁体字
       淒(繁体字旧字体
 ↓↑
 凄=セイ・すさまじい・すごい
   肌寒い・凄凄・凄然・凄絶
   冫+妻
   異体字「淒・悽・恓」
   声符「妻・萋・淒・𪗍・悽・郪・緀・棲・霋」
   セイ・サイ
   さむい・すさまじい・すごい
   凄味・凄艶・凄技・凄惨
   凄烈・凄腕・凄文句
 ↓↑
 凄=冫+妻
   冫+一+彐(⺕)+丨+女
   冫+十+ヨ(⺕)+女=凄
 ↓↑
 凄=冫(にすい・氷)+妻
   冫+十+ヨ(⺕)+女
   セイ・さむい
   凄すごい
   すごむ
   すさまじい
   さむい・冷たい・涼しい
 ↓↑
 陰森凄幽
 苦雨凄風
 凄凄切切
 凄愴流涕(セイソウリュウテイ)
     痛々しいほどに悲しみ、涙を流す様子
     悽愴は見ていられないほど悲しむこと
     流涕は涙を流すこと。
     凄愴流涕・淒愴流涕とも
 凄風苦雨
 風雨凄凄
 ↓↑
 凄
 すごい・すさまじい・激しい
 さみしい・ものさびしい
 すごい・程度が激しい
 ↓↑
 淒=氵(水)+妻・・・・水の中の妻=海女
   氵+一+彐(⺕)+丨+女
   水・氵・氺(みず・さんずい・したみず)
   セイ
   さむい・すごい・すさまじい
   冷たい・涼しい
   淒=凄・・・・氷の中の妻=氷室の女
   すごい・すさまじい・激しい
   さみしい・ものさびしい
   すごい・程度が激しい
 ↓↑
 妻=一+彐(⺕)+丨+女
   サイ・つま
   異体字「𡜌・𡜛・𡜈・𡝣」
   声符「屮・屮・叀・疌・𧈪・𡴎
      凄・萋・淒・𪗍・悽・郪・緀・棲」
 ↓↑
 棲=木+妻
   異体字「栖・捿・西」
 ↓↑
 婦=女+帚
   女+彐(⺕)+冖+巾
   フ・おんな
   成人女性
   つま・既婚女性・夫のある女性
   つま・よめ・子の妻・自分の妻
 ↓↑
 帚=彐(⺕)+冖+巾
   ・・・「榋」・・・?
   巾(はば・はばへん・きんべん)
   シュウ・ソウ
   はく
 ↓↑
 妻=一+彐(⺕)+丨+女
   おんな・サイ・セイ
   つま・めあわす
   つま・夫の配偶者・女性配偶者
   めあわす・めあわせる・嫁にやる
   つま
   刺身(さしみ)などのつけあわせ
      挿 身=妻
 ↓↑
 箒=竹+帚
   ほうき
   掃除をするための道具
   はく・ほうきで掃いてきれいにする
   掃=手(扌)+帚
   「榋」・・・「十八ヨヨヨ」?
         彐(⺕)=熊手・・・酉の日
   東京浅草の鷲神社
   大阪堺市の大鳥神社
   酉の寺=長國寺
   などの「酉の市」
   毎年11月の
  「酉の日」に行われる
 ↓↑ ↓↑
   2018年の「酉の日」は、
   11月 1日 一の酉
   11月13日 二の酉
   11月25日 三の酉
   2019年の「酉の日」は、
   11月 8日 一の酉
   11月20日 二の酉
   酉の市で
   おかめの面や小判
   招き猫や鯛
   など縁起の良い物を飾り付けた
   縁起
  「熊手」が売られる
   江戸時代から伝わる
   酉の市の縁起物
   日本武尊が武具であった
   熊手を社前の松にかけて
   勝利を祝ったことが始まり・・・
   露店で鍬や鋤などの
   農具と一緒に
   熊手も売られていた
   熊手は鷲が獲物を
   鷲(わし)づかみ
   にする爪の形に似ていることから
  「唐の芋」・・・出世
  「黄金餅」・・・金持ち
  「切山椒」・・・健康、風邪引かず
   の
   縁起物も
   売られていた・・・
   浅草の鷲神社は
   東側に新吉原という遊郭があり
   酉の市御例祭の日には
   遊郭内が開放された

f:id:naie:20190510234614j:plain

 ↓↑ ↓↑
 樓=木+婁
   異体字「楼・𣏥=木+六」
   ル・ロウ
   たかどの
   樓
   ビル・複層建築物
   量詞・建物の階数
   人名
   中国人の姓
   高い建物・楼閣
   高層建築
ーーーーー
 楼観・楼閣・登楼
 提灯の発明・・・蛇腹の種類
 ↓↑ ↓↑
 提灯=手に提げて歩く灯
   「ちょうちん」=「唐音(宋音)」
    室町時代に禅家によって普及
    文禄年間
    細い竹で蛇腹の枠にした
   「箱提灯」が生まれ
    提灯は折り畳みのできる照明具となった
   「挑灯」という表記もある
    提灯
    伸縮自在な構造で
    細い割竹等でできた枠に
    紙を貼り
    底に蝋燭を立てて光源とする
   「提」は手にさげる意

 提灯の
 古い文書は
 1085年(応徳二年)
 『朝野群載』
 絵画は
 1536年(天文五年)
 『日蓮聖人註画讃(巻第五)』
 当時の提灯も
 折りたたみ可能な構造で
 張輪は付いていなかった
 ↓↑
 構造
 火袋
 提灯
 竹ひごを多数組み合わせて筒状に組み
 周囲に障子紙を張って
 中に蝋燭を立てられる
 中国のものは
 布を貼ることが多い
 蝋燭に火を点すと
 明かりが障子を通し外を照らす
 夜に道中の明かり取りになる
 家の前にかけておく外灯
 外に貼った紙には
 折り目がつけられており
 使用しない時は
 上下方向に折りたたむことができる
 周りに障子紙が貼られている
 風で火が消えることはない
 上下に空気穴
 上下に曲げ
 わっぱと呼ばれる木製の皿と
 蛇腹状の紙で作成されている
 竹ひごは一本の長い竹ひごを
 螺旋状に巻いて使う
 割骨(一条らせん式)と
 短い物を輪に組んだ物を
 多数用意する巻骨がある
 前者は八女提灯
 後者は京提灯
 での技法
 上輪
 下輪
 手板
 足
 三角
 房
 ↓↑
 手に持つ弓張り提灯
 吊り下げる吊提灯
 岐阜提灯などは風景などが描かれている
 ↓↑
 高張提灯
 長型
 丸型
 卵型
 弓張提灯
 長型
 細長型
 丸型
 箱提灯
 小田原提灯
 中国の提灯
 中国語では
 据え置き用の行灯
 を含め
 「灯籠(タンロン)」と呼ぶ
 柄の付いた提灯は
 「手提灯籠」と呼ぶが
 折りたたみ式のものは少ない
 紙製の折りたたみの提灯は
 「折疊紙灯籠」と呼ぶ
 小田原提灯のような
 円柱形のものは
 「直筒灯籠」
 動物や植物などの形にしたものは
 「造型灯籠」と呼ぶ
 大型で軒などに下げるものは球形
 竹ひご(鉄線を用いることが多い)は
 縦に通し、折りたたむことができない
 軒につるす枠を付けた四角い提灯は
 「宮灯」
 走馬灯に加工しているものもある
 ↓↑
 中国と台湾と日本
 日本での有名生産地域は
 福岡県の八女提灯
 神奈川県の小田原提灯
 岐阜県岐阜提灯
 京都府の京提灯
 ↓↑
 古い文書は
 1085(応徳二)年に書かれた
 『朝野群載』
 絵画は
 1536(天文五)年
 『日蓮聖人註画讃(巻第五)』
 当初は
 折り畳むことのできない
 「籠提灯」であった
 文禄年間に
 細い竹で蛇腹の枠にした
 「箱提灯」が生まれ、折り畳み可能になった
 江戸時代以前は
 上流階級において
 宗教的な祭礼や儀式に使われ
 江戸時代以降は
 蝋燭が普及し
 庶民の照明器具として用いられた
 ↓↑
 竹ひごを筒状に組み
 その周囲に障子紙を張って
 中に蝋燭が入っている
 竹ひごは一本の長い竹ひごを
 螺旋状に巻いて使う場合と
 短い物を輪に組んだ物を
 数本用意する場合がある
 手に持つ弓張り提灯
 吊り下げる吊提灯など様々
 ↓↑
 火袋の折りたたみできる
 提灯の使用は
 文禄年間(1592‐96)ころ
 初めは箱提灯
 ↓↑
 提灯に釣鐘(ちょうちんにつりがね)
 外見は似ていてもまったくつり合わず
 比較にならないこと
 提灯と釣鐘は
 同じような形でつり下げて使うが
 重さや大きさなどがまったく異なる
 ↓↑
 5枚歯の
 ランタン型の咀嚼器に支えられ
 この器官の正式名称を
 日本語では
 「アリストテレスの提灯」という
 ギリシャの哲学者
 アリストテレス(紀元前382~322年)
 地中海のレスボス島で
 海産動物の研究中に
 発見命名
 ↓↑
 小田原提灯
 室町時代
 天文年間(1532~ 1555)
 東海道の宿場町
 小田原で
 旅人が携帯するのに便利なようにと
 地元の職人
 甚左衛門が
 畳んだ時に
 胴の部分が
 蓋に収まるように作った
 ↓↑
 江戸時代
 同じ直径の
 リング状中骨による
 蛇腹形状で
 折りたたんで携帯
 通常の提灯と異なり
 中骨が平たく
 紙との
 糊代面積が大きいために
 剥がれにくく
 雨や霧に強い
 大雄山最乗寺の神木を
 一部材料に使い
 狐狸妖怪の魔除け宣伝した。
 ↓↑
 江戸時代の中頃
 提灯職人の甚左衛門(じんざえもん)が
 携帯に便利なように
 小さく折りたためる
 中骨が平たいため
 胴紙が剥がれにくく丈夫
 雨や霧にも強い
 提灯は
 1085年
 に書かれた書物に出ている
 古くから照明器具として使われていた・・・
 ↓↑
 樂=幺+白+幺+木
 ↓↑ガク・ラク・ギョウ・ゴウ
   たのしい・たのしむ・かなでる・このむ
   おんがく
   かなでる・音をかなでる・演奏する
   たのしい・たのしむ・よろこぶ
   このむ・愛する・ねがう・求める
   らく・たやすい
   心身に苦痛がなく、のびのびする
   字源
   象形
   「木」に
   繭(まゆ)のかかる様を表し
   櫟(くぬぎの木)?
   木に鈴をつけた、祭礼用の楽器の象形?
 ↓↑
 幺=幺 (いとがしら・よう)
   ヨウ・おさない・ちいさい
   ちいさい・ほそい
   おさない・いとけない・あどけない
   幼
   幻=幺+𠃌
     通仮字「眩」
     異体字「𠄔・㕕・𢆱・𣥌」
     ゲン・まぼろし
     幻影・幻覚・幻視・幻想
     幻聴・幻滅・夢幻
     まどわす・目くらまし
     幻術・幻惑・変幻
 ↓↑  ↓↑
     コン=𠃌
        鉤(かぎ・L・J
          字形などに曲がった金属の棒)
        の先が尖っているさま
        漢字林「𠃍」
        㔾=卩
          セツ・セチ
          卩・フ𠃌卩L乚㔾
          割符
          今・令
          亼=集まる・集=シュウ、ジュウ
            亼(倒口・𠆢+一)+α
            会合
          𠆢=ひとやね・ひとがしら
            異体字「人」
 ↓↑
 从=ショウ・ジュウ・ジュ
   したがう・したがって
    従從徔𢓅𠘬・人人
    人の後に付いて行く
    付き随(したが)う
    考え・規則・指示・命令・前例
    などを受け入れる
    また逆らうことなくその通りにする
    仕事に就く
    主となるものの次、次(つ)ぐ
    ~より、~から
    したがって、それが理由また原因で
    そのために、それによって
 丛=人+人+一
 仌=人+人=仌
   凍る・氷・冫
   冰(𣲝)の原字
 ↓↑
 众=𠆢+人+人
   シュウ・シュ
   衆㐺眾𥅫𠱧
   人+从=众
   多い、ものがたくさん集まっているさま
   多くの人々
 ↓↑
 令=𠆢+一+刀
   𠆢+一+フ+丨
   𠆢+一+マ
   亼+フ+丨
   亼+𠃌+丨
   レイ・リョウ
   神や君主などの上位者が
   人を集め自身の意向を伝える
   亼(人が集まる)
   卩(膝、跪く)との会意文字・・・
   神や君主など上位者の
   言いつけ、指示、指図
   命令・号令
   法律、決まりごと
   律令
   役所の長、官職の名
   縣令(ケンレイ)
   善(よい)・美しい
   相手の親族に対する敬称
   令嬡(レイアイ、相手の娘、ご令嬢)
   ~して~させる
   もし(if)
 ↓↑
 以=𠄌+丶+人
   イ・もって
   㠯
   もって
   ~に依って、~に因って、~を用いて
   上、下、遠、近など~から、~より
 ↓↑
 伝=人+云
   亻+二+ム
   亻+一+𠫔
   ウン・テン・デン
   つたえる・つたわる・つたう・つて
 ↓↑  
 氼=水+𠆢
   水+人
   デキ・ニャク・ジョウ・ニョウ
   おぼれる
   溺㲻・水人=氼
   水中に沈む・水に入り込む
   物事に嵌り込む・心を奪われる
   小便
 ↓↑
 氽=𠆢+水
   トン・ドン
   水に浮かぶ・浮かび漂(ただよう)
 ↓↑
 衣=亠+𧘇
   亠+𧘇(ノ+𠄌+ノ+乀)
   イ・ヱ・ころも・きる
   異体字「衣・衤」
   声符「依・䧇・扆・哀・𤇯・㛄」
   衣衾 
   「亠」と「𧘇」・・・「亠+Y+人」?
   𧘇=ノ+𠄌+ノ+乀
 ↓↑
 「衣」字が上衣
 「裳」字は下衣
 「服」字は衣装全般
ーー↓↑ーー
 北斗七星・・・熊の出現・・・
 ↓↑
 熊にされた
 カリストーを
 ヘーラーが
 アルテミスに
 猛獣として討つようにと
 説き伏せ殺させた
 アルテミスが
 誓いを守らなかったことに
 怒り殺した
 ゼウスは
 カリストーの遺体の中から
 子供を取りだし
 マイアに預け
 遺体を天にあげて
 おおぐま座に変えた・・・
 ↓↑
 カリストーと・・・仮り州途
 ゼウスの息子
 アルカス・・・・・歩かす
 は
 マイア(一説ではリュカーオーン)
 の手によって立派に成人
 ある時
 アルカスが
 狩りを行っていたところ
 牝熊にであい
 これを射殺そうとした
 この熊は
 アルカスの母
 カリストーであった
 ゼウスはそれを憐れんで
 カリストーが射殺される前に
 二人を天にあげ
 カリストおおぐま座
 アルカスをこぐま座
 にした・・・
ーー↓↑ーー
 楼観・楼閣・登楼
 ↓↑
 提灯の発明・・・蛇腹の種類
 ↓↑ ↓↑
 提灯=手に提げて歩く灯
 ↓↑ 「ちょうちん」=「唐音(宋音)」
    室町時代に禅家によって普及
    文禄年間
    細い竹で蛇腹の枠にした
   「箱提灯」が生まれ
    提灯は折り畳みのできる照明具となった
   「挑灯」という表記もある
    提灯
    伸縮自在な構造で
    細い割竹等でできた枠に
    紙を貼り
    底に蝋燭を立てて光源とする
   「提」は手にさげる意
 ↓↑ ↓↑
 提灯の
 古い文書は
 1085年(応徳二年)
 『朝野群載』
 絵画は
 1536年(天文五年)
 『日蓮聖人註画讃(巻第五)』
 当時の提灯も
 折りたたみ可能な構造で
 張輪は付いていなかった
 ↓↑ ↓↑
 構造
 火袋
 提灯
 竹ひごを多数組み合わせて筒状に組み
 周囲に障子紙を張って
 中に蝋燭を立てられる
 中国のものは
 布を貼ることが多い
 蝋燭に火を点すと
 明かりが障子を通し外を照らす
 夜に道中の明かり取りになる
 家の前にかけておく外灯
 外に貼った紙には
 折り目がつけられており
 使用しない時は
 上下方向に折りたたむことができる
 周りに障子紙が貼られている
 風で火が消えることはない
 上下に空気穴
 上下に曲げ
 わっぱと呼ばれる木製の皿と
 蛇腹状の紙で作成されている
 竹ひごは一本の長い竹ひごを
 螺旋状に巻いて使う
 割骨(一条らせん式)と
 短い物を輪に組んだ物を
 多数用意する巻骨がある
 前者は八女提灯
 後者は京提灯
 での技法
 上輪
 下輪
 手板
 足
 三角
 房
 ↓↑ ↓↑
 手に持つ弓張り提灯
 吊り下げる吊提灯
 岐阜提灯などは風景などが描かれている
 ↓↑ ↓↑
 高張提灯
 長型
 丸型
 卵型
 弓張提灯
 長型
 細長型
 丸型
 箱提灯
 小田原提灯
 中国の提灯
 中国語では
 据え置き用の行灯
 を含め
 「灯籠(タンロン)」と呼ぶ
 柄の付いた提灯は
 「手提灯籠」と呼ぶが
 折りたたみ式のものは少ない
 紙製の折りたたみの提灯は
 「折疊紙灯籠」と呼ぶ
 小田原提灯のような
 円柱形のものは
 「直筒灯籠」
 動物や植物などの形にしたものは
 「造型灯籠」と呼ぶ
 大型で軒などに下げるものは球形
 竹ひご(鉄線を用いることが多い)は
 縦に通し、折りたたむことができない
 軒につるす枠を付けた四角い提灯は
 「宮灯」
 走馬灯に加工しているものもある
 ↓↑ ↓↑
 中国と台湾と日本
 日本での有名生産地域は
 福岡県の八女提灯
 神奈川県の小田原提灯
 岐阜県岐阜提灯
 京都府の京提灯
 ↓↑ ↓↑
 古い文書は
 1085(応徳二)年に書かれた
 『朝野群載』
 絵画は
 1536(天文五)年
 『日蓮聖人註画讃(巻第五)』
 当初は
 折り畳むことのできない
 「籠提灯」であった
 文禄年間に
 細い竹で蛇腹の枠にした
 「箱提灯」が生まれ、折り畳み可能になった
 江戸時代以前は
 上流階級において
 宗教的な祭礼や儀式に使われ
 江戸時代以降は
 蝋燭が普及し
 庶民の照明器具として用いられた
 ↓↑ ↓↑
 竹ひごを筒状に組み
 その周囲に障子紙を張って
 中に蝋燭が入っている
 竹ひごは一本の長い竹ひごを
 螺旋状に巻いて使う場合と
 短い物を輪に組んだ物を
 数本用意する場合がある
 手に持つ弓張り提灯
 吊り下げる吊提灯など様々
 ↓↑ ↓↑
 火袋の折りたたみできる
 提灯の使用は
 文禄年間(1592‐96)ころ
 初めは箱提灯
 ↓↑ ↓↑
 提灯に釣鐘(ちょうちんにつりがね)
 外見は似ていてもまったくつり合わず
 比較にならないこと
 提灯と釣鐘は
 同じような形でつり下げて使うが
 重さや大きさなどがまったく異なる
 ↓↑ ↓↑
 5枚歯の
 ランタン型の咀嚼器に支えられ
 この器官の正式名称を
 日本語では
 「アリストテレスの提灯」という
 ギリシャの哲学者
 アリストテレス(紀元前382~322年)
 地中海のレスボス島で
 海産動物の研究中に
 発見命名
 ↓↑ ↓↑
 小田原提灯
 室町時代
 天文年間(1532~ 1555)
 東海道の宿場町
 小田原で
 旅人が携帯するのに便利なようにと
 地元の職人
 甚左衛門が
 畳んだ時に
 胴の部分が
 蓋に収まるように作った
 ↓↑ ↓↑
 江戸時代
 同じ直径の
 リング状中骨による
 蛇腹形状で
 折りたたんで携帯
 通常の提灯と異なり
 中骨が平たく
 紙との
 糊代面積が大きいために
 剥がれにくく
 雨や霧に強い
 大雄山最乗寺の神木を
 一部材料に使い
 狐狸妖怪の魔除け宣伝した。
 ↓↑ ↓↑
 江戸時代の中頃
 提灯職人の甚左衛門(じんざえもん)が
 携帯に便利なように
 小さく折りたためる
 中骨が平たいため
 胴紙が剥がれにくく丈夫
 雨や霧にも強い
 提灯は
 1085年
 に書かれた書物に出ている
 古くから照明器具として使われていた・・・
ーーーーー
 ・・・「楼観」のカンジ・・・「楼( 樓)」を「観」よッ!・・・デス・・・